メインメニューの農家名検索で農家を選び、「個体一覧」ボタンを押すとその農家の個体一覧が表示されます。
牛一覧の中から、個体を選び(行が薄い水色に変わります)上にあるボタンを押すと、その牛に対する台帳が開きます。
<ボタンの解説>
基本台帳…個体識別番号、共済目的、名号、生年月日等、個体の情報を閲覧、入力できます。
繁殖台帳…繁殖、乾乳日、分娩日を入力できます。また、過去の産次のデータもすべて閲覧できます。
ここに入力した、授精、妊娠鑑定は、そのまま請求書に反映されます。
疾病台帳…疾病名、症状、治療内容を入力、閲覧できます。共済保険対象とするものは、すべてここに入力してください。
共済対象外の治療も入力することができます(そのカルテを提出しないという方法になりますが)。
薬治台帳…指示書対応でなく、保険対応でもない、個体に対する薬治を入力します。
個別に診察が必要になるので、症状等を入力できます。
処置台帳…保険対象でない処置を入力できますが、現在は疾病台帳でも入力できるので、あまり使うことはないかもしれません。
ご自由にお使いください。
血液検査…血液検査結果を登録できます。正常値は診療所設定で変更出来ます。
血液検査結果を入力しても、請求は行われないので、疾病台帳、処置台帳、文書他等を使って血液検査料で請求してください。
更新ボタン…押すと個体一覧のデータが更新されます。基本台帳や繁殖台帳で入力した後、そのデータを反映させたのを見たいときに押してください。
ボタンを押さなくても、ウインドウを1回閉じれば、次表示するときには新しいデータが表示されます。
並び替えボタン「牧場番号」「耳標番号」…ボタンを押す毎に並べ替えが変わります。
<個体一覧項目説明>
個体識別番号…法律で定められている10桁の個体識別番号
耳標…一般的には個体識別番号のうち大きい4桁を入力するのが良いと思いますが、自由に使ってください。入力は基本台帳です。
牧場番号…牧場で使用している番号を登録するところですが、これを使って並べ替えもできるので、工夫して使うと便利になります。
自由につかってください。入力は基本台帳です。
目的…共済目的です。現在は共済では使われていないですが、このソフトでは分類として使用しています。
生年月日
種…牛の種類の略号です。
状態…繁殖の状態を表しています。
「在籍牛」…経産牛以外で牧場にいる牛
「未種付」…分娩後まだ授精していない牛
「空胎牛」…妊娠鑑定してマイナスだった牛
「妊鑑待」…授精して、まだ妊娠鑑定をしていない牛
「妊娠牛」…妊娠鑑定して、プラスだった牛
「乾乳牛」…乾乳した牛
「除籍予」…淘汰予定で繁殖に使わない牛。灰色に色がついています。
「除 籍」…牧場からいなくなった牛
産…産次
分娩日
F…分娩後日数
最終授精日
P…最終授精後日数
回…授精回数
形…AIかETか
分娩予定日
※基本台帳で除籍日を入力した場合は、分娩後日数や授精後日数は除籍日で判定するようになっています。